ハンドレタリング講座
レタリングをアートに変える!書体の基本を学べる本格的なレタリング講座
【お知らせ】
2018年にスタートしたチョークカリグラフィ講座は、2022年10月に受講者様の数が目標に達したため、受講価格を35,000円から25,000円に引き下げました。2022年12月27日
チョークカリグラフィハンドレタリング講座
ハンドレタリングを専門に学んで作品作りに活かしませんか?
絵を描くことが主とされていた「チョークアート」の中で、脇役のような存在であったレタリングという奥の深い分野を、ひとつのアートとして、多くの人々に知ってほしいという想いで作りました。本講座は資格取得を目的とせず、幅広くレタリングが上達したい全ての人に向けて開講された講座です。
文字は機能性を持った形で、見る人に読ませることでメッセージを伝えます。絵はもっと直観的にダイレクトに脳にイメージを伝えます。絵だけではまかなえない、的確なメッセージを見る人に伝えるには文字や文章が必要です。さらに、その文字自体に雰囲気を出す装飾性がプラスされ、全体から醸し出すメッセージにぴったりに表現することができたら、文字だけでも立派なアートになるのではないでしょうか?
文字を書くというという意味では、絵の表現とことなり、形とる対象が決まっているため、絵が苦手な人でも入りやすく、楽しく製作することができます。周りのイラストやメッセージ内容にあわせて、どんな色やどんな書体、装飾を選んで組み合わせても良い訳です。これらの文字をどうしたらもっと個性的に、メッセージ内容に忠実に表現することができるか、それらを楽しむのが本講座です。
レタリング知識&技術を惜しみなく
2003年オーストラリアケアンズの看板屋で、ブルースリンチというサインライターからレタリングの指導を受けました。看板屋の技術として伝わった内容は、それまでに読んだどの本にも書かれていなかった技法や知識がありました。レタリングに興味を持った私は、それ以降も様々な海外の文献を読み漁り、レタリングに関する知識や技術を深め看板制作に活かしてきました。日本チョークアート協会公式カリキュラム、および私の教室の上級講座では、レタリング技法について触れてきましたが、近年もっとレタリングについて深く学びたい、どのように練習したらよいのかわからないという声から、今まで学んだ私のレタリング知識・技術を惜しむことなくまとめたのが、このチョークカリグラフィー講座です。ここまでレタリングを深く学べる講座は、他には無いと自負しています。
あえて、カリグラフィと名付けたのは、わたしは子供のころから、自分の心の状態が文字に表れる書道が好きで、心をととのえて集中する時間を楽しんでいました。瞑想的に繰り返し練習する作業が神聖に思えました。洋風の書であるカリグラフィー、レタリングの歴史の中でも切り離すことができないカリグラフィーと、私がこれまで携わってきた原点であるチョークを組み合わせて作ったのが本講座です。
この講座の目的は、見本を見ないでハンドレタリングが出来るよう、それぞれの書体の特徴を知ることにあります。講座ではブラシレタリング、ブロック体、ローマン書体という文字の基本スタイルの特徴を知るために、それぞれ専用の画材(ペン)を使用します。そうすることで、なぜここが太くなるのか、なぜ細くなるのか、またその画材だから現れる文字の特徴を体験します。
講座受講対象者
講座は18歳以上、パソコンやタブレット、スマートフォンおよびプリンターを使用することができ、インターネット利用可能な環境にある方であれば、どなたでも受講いただけます。チョークカリグラフィー講座は、下記のような方に特におすすめの講座です。
・ レタリングを技術向上させて、自分の作品作りに活かしたい方
・ パソコンで印刷した文字を転写するのでは味気ないと感じている方
・ 自分の絵にあったフリーハンドレタリングをスラスラと描きたい方
・ POP、プライスカードや黒板の文字を描けるようになりたい方
・ レタリングの本購入しても、実際にどのように練習したらよいか分からない方
講座特徴
1.基礎となる書体特徴やセオリーを理解し、様々な書体で表現できるようになる。
2.テキスト&練習シートとビデオ副教材で、レタリングの理論や歴史背景も学べる。
3.オンライン講座でいつでもどこでも、期間内に繰り返し学べる。
4.練習したものを添削を受けることで、確認ができ自信がつく。
5.レタリングに特化した内容で合計200ページ以上のPDFテキスト&練習シート、動画13本の充実した内容。
ご準備頂くもの
講座が始まる前に、皆さんにはお手元に準備頂きたい画材があります。文具店やネットで購入が可能な画材です。もし、揃えるのが大変であれば、弊社の画材ショップにアクセスいただければ準備ができます。
【必ず必要な筆記用具】
・ 鉛筆(シャーペンでもOK) 1本
・ 水性パステル(カランダッシュネオカラーⅡ )黒1本 またはクーピーペンシルでもOK
・ コピックペン 0.5ミリペン・カリグラフィペン(CM)・ブラシペン(BM)
・ 水性マーカー(プロッキー)1本
【必要な用紙】
・ダウンロードしたPDFを印刷する紙(テキスト&練習用紙)
【あると便利なもの】
・作品作りのためにポストカードやステッカー、カード類など
(文字を描いて作品をつくる)
受講期間
講座をお申込いただいてから1年間
添削と修了証発行
添削は、期間終了前にまとめて提出用シート(モジュール1~5)をメールに画像添付してお送りください。添削には最長2週間ほどかかりますが、添削したシートと修了証を発行してご自宅にお送りします。メールにて課題を提出頂く際、修了証の送付先を忘れずに記入してください。
受講生からのコメント
レタリングの世界がここまで奥深いとは知りませんでした。ただ英文字をきれいに書くだけではないんですね。元となる画材を使用させたりすることで、その画材の特徴を知ることが出来て良かったです。栗田先生はフリーハンドレタリングに力を入れているので、この講座が出来た時からすごく興味があって申込しました。本にはない情報が沢山あり、とても勉強になりました。ありがとうございました!
— Miki さん
チョークアートを描く人も増えてきて、なんとなく自分自身もスランプになっていました。仕事も忙しいし、オンライン講座なんて受けたことが無いけれど、実際は週末の一日を使って練習すれば、結構上達することが分かり楽しくなりました。英語版の書道みたいな感じで、集中して練習をしていると、学べたと同時にストレス発散できたような気がします。(写経みたいな効果あり?!)
— Takahashi さん
昔からタイポグラフィに興味がありました。パソコンで様々な書体でデザインをしていましたが、どうしても限界があり、もっと自然なラインの筆記体のようなものが描きたいと思っていました。文字を使ってアートを描いたいと思い講座を受けました。筆記体は難しいけれど、書き方の基本を学ぶと、自由にアレンジができるようになります。私はチョークアートは描いていませんが、自分のアクリル画にレタリングを取り入れて作品のオリジナリティを高めたいと思っています。講座は、テキストしっかりしていて、それぞれの文字の特徴を実際に書くことで、なぜここで細くなるのか、なぜここが繋がるのかといったことを理解できてとても勉強になりました。ありがとうございました!
— KN さん
講師紹介
みなさん、こんにちは!アーティチョークの栗田貴子です。
沖縄本島北部のアトリエで、看板やディスプレイのコマーシャルアート(商業アート)の制作と、個人的なアート活動をしています。絵は独学で学んできました。どちらかと言うと、昔から人に何かを教えてもらうより、自分で調べたり勉強することが好きです。なので、私の講座では一方的に教えて、同じことをしてくださいと言うことはありません。題材とヒントを与えますので、それを元にして、あなたなりに楽しんで下さいというスタンスです。
2003年~2012年までの10年間、横浜でチョークアートのスクールを運営していました。現在は制作中心の活動の為、直接教えることはしていませんが、海外の新しいアートをいち早く見つけて紹介することが楽しくて、(チョークアートもそうでした)オンライン講座を作っています。というのも、私自身も海外のオンライン講座を沢山受講していて、海外に行かなくても学べるオンラインという学びの場に助けられているからです。
英語の言い回わしに、あなたのカップを満たしてあげないと人には優しくできないというフレーズがあります。自分のカップを満たす方法を沢山持っていれば、人に優しくできる自分になりやすいのかなと思います。私は「絵を描くこと」を通じて静かに自分と向き合い、カップを少しずつ満たしてきたように思います。自己紹介として大変長くなりましたが、こんな想いでオンライン講座を作っています。上手い=素晴らしいではなく、できた作品はその時の自分を表した副産物であり、それを愛しいと思う気持ちで絵を楽しんでもらえたらと思います。
※ "Quality of Life" とは
人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか、ということを尺度としてとらえる概念
【お知らせ&お願い】
本サイト製作&運営、およびテキスト・ビデオ撮影&編集は全て栗田貴子が行っております。一人で行うことで一貫した内容、および講座製作のスピード、内容の濃い講座をなるべく安くお届けできるよう努力しています。新講座に関して、誤字脱字など注意しておりますが、もし内容に誤りなどがある場合、メールにてお知らせ頂けると助かります。また、動画の中で見ずらい部分などがあるかもしれませんが、今後さらに撮影&編集の勉強を続けてクオリティを上げてゆきたいと考えておりますので、御見苦しい点などご理解、ご容赦頂けると助かります。